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毛皮素材について
代表的な毛皮の種類と特徴をご紹介します。
フランス名=ラパン。毛色の種類が多く、それぞれの種類毎に名称が付けられています。 特殊な種類として刺し毛が退化した綿毛だけのレッキス種や、毛足の長いアンゴラ種があります。 刺し毛が柔らかく、折れたり切れたりし易い性質がありますが、刈毛処理をすると、その欠点が解消される。 レッキスラビット 外側の毛が退化し、綿毛のみになったレッキスラビット。 肌触りはチンチラのように、フワフワでとても柔らかです。 シルバーフォックス 銀キツネのことで、刺し毛は長く銀色と黒色があり、黒と銀が鮮明なものほど良質とされます。 染色すると、銀色の毛だけが染まり、黒色の部分はそのまま残ります。 ブルーフォックス 青キツネのことで、そのほとんどがスカンジナビア産です。 フォックスの中では最もシルキーな毛質を持つものの1つで、毛皮衣料として最も活用されている種類です。 自然色がグレー系の淡い色のため染色し易く、多くの色を表現することができます。 青キツネの色の薄い物をシャドーフォックスと言います。 美しい毛並みが人気で、サファイア、ブルーアイリス、パステル、ブラウンなど、 昔からたくさんの種類が生み出されています。綿毛が密生しているため保温力に優れ、 光沢に富んだシルキーな刺し毛は耐久性もあり、衣料用として優れた特質を備えています。 毛皮の中でも肌触りの良さが抜群の最も高価な素材の一つ。元来アンデス山脈で生息していたが、 現在毛皮用に使われているのはすべて養殖種。刺し毛は退化し、非常に滑らかで柔らかい綿毛のみで構成され、 毛の密度も非常に高い。皮は軽いが、極めて薄くデリケートで耐久性は低い。 毛色は、背の部分が青黒色から黒褐色、腹部は青灰色。 日本名黒テン。ロシアンセーブルと呼ばれる物は、毛皮の中でも最高の品質を誇り、最も高価な素材のひとつです。 色は濃茶色からベイジュに近い色まで様々です。美しい毛並みはやや長い毛足で非常に柔らかく、 しなやかで光沢に富んでいます。しかも耐久性・保温力に優れていて、とても軽いのも特徴です。
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リスの中でも最良のものはロシア産のもので、鮮明なブルーグレーの背部に白色の腹部が美しい毛皮です 。毛は短く柔らかで、非常に軽いため、コートのライナーに多く使われています。 野生ネコの一種で、日本では大ヤマネコと呼ばれます。毛は長く、密で非常に柔らかです。 背の部分は、淡い褐色に暗褐色の斑点模様があり、その独特の模様がファンも多い毛皮です。 腹部は白く、鮮明で美しい暗褐色の斑点があります。 日本ではアライグマの名称。毛色は、緑褐色から黒褐色。やや長い刺し毛と暗褐色の綿毛で保温性、耐久性に優れ、 タヌキに似ています。尾にあるリング状の斑紋が特徴です。
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